代表理事挨拶
奈良でのカミングアウトの現状
奈良県では、なかなか周囲の人や職場の人にはカミングアウトしづらい土地柄があります。自分自身もカミングアウトできるようになったのは20歳でした。
「レインボー奈良カフェ」の開催
小学校や中学校、高校でのLGBT講演会を通じて、悩みを抱える当事者の子どもたちに出会う中で、奈良には相談や交流の場所が少ないと感じました。そこで、2ヶ月に1回「レインボー奈良カフェ」を開催するようになりました。
奈良レインボーフェスタの目的
奈良レインボーフェスタでは、「みんながありのまま自分らしくいていいんだよ。みんなちがってみんないい」と来場者に感じてもらえるようなステージパフォーマンスやブース出展をたくさん予定しております。是非ご来場頂けたらと思います。


パレード代表
石丸初來
(イシマル ハツキ)


レインボーフェスタへの想い・
開催の目的
僕は、奈良県でLGBTQの当事者に出会うことがかなり少ないです。 でもそれは、「当事者が少ない」んじゃなくて、「カミングアウトできる・してる人が少ない」んだと思っています。 奈良ではまだ、あまり認知されていないのかもしれない。それによって差別や偏見があるのかもしれない。 だからみんな、カミングアウトや、自分らしく生きることができないのではないか。 そう考えると、LGBTQに対する認知度を広めたい。まずはただ、知ってもらいたい。 たくさんの方に、奈良にもこんなに、たくさんの個性を持つ人がいるんだよってことを伝えたい。 と思うようになりました。 そして、当事者の方々にも、奈良にも居場所があるんだってことを知ってほしい。 同じように悩み、苦しむ人の支えになりたい。誰もがありのままで、自分らしく輝ける場所を作りたい。 奈良レインボーフェスタが、そんな場所になれたらいいなと願っています。
メッセージ
性別などに関わらず、みんな何かしらの悩みを抱えているかと思います。 奈良レンボーフェスタは、そんなみなさんが少しでも、 ありのまま自分らしくいられる、そんな場所にしたいと思っています。 それぞれが、互いに相手の個性を認め合い、ひとりの人として向き合っていければ、 今よりもっと明るい未来が見えてくるのではないでしょうか。 死ぬときに「生まれ変わっても 自分がいい」と思えるぐらい、たった1度の人生、 自分らしく生きていきたいものですね。
フェスタ代表
中村愛美
(ナカムラ アイミ)


レインボーフェスタへの想い
私はずっと「自分らしく生きることは難しい」と感じてきました。 周りの目や「普通」という言葉に縛られ、みんなの「正解」が、私にとっては「不正解」だったこともあります。 それでも自分を隠して生きてきた時期がありました。 だからこそ、同じように苦しんでいる人に「あなたも大丈夫だよ」と伝えたい。 奈良レインボーフェスタを通じて、安心して笑顔になれる居場所を一緒につくりたいと思っています。
フェスタ開催の目的
奈良という地域に「多様な生き方が尊重される空間」を根付かせること。 それは一日限りのお祭りではなく、これからの社会を変えていくきっかけになります。 大人も子どもも関係なく、「自分らしくいていいんだ」と感じられる経験を増やすことで、未来の選択肢が広がります。 私たちの活動は、子どもたちの未来につながる社会づくりの一歩です。
メッセージ
あなたがどんな姿であっても、どんな思いを抱えていても、ここには仲間がいます。 みんなの「正解」が誰かにとっての「不正解」であるように、正解はひとつではありません。 その違いこそが、社会を豊かにし、私たちの力になります。 奈良レインボーフェスタが「来てよかった」と心から思える場所になるよう、全力で取り組んでいきます。 ぜひ、一緒にこの場を育てていきましょう。
奈良レインボーフェスタ
2021年撮影

2023年撮影

